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日別アーカイブ: 2026年10月23日

山佐園の茶話~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~

皆さんこんにちは!
株式会社お茶の山佐園の更新担当の中西です!

~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~

 

お茶農家の仕事は、茶摘みの時期だけではありません。

一年を通して茶畑を管理し、その積み重ねによって収穫を迎えます。

畑の管理。

肥料。

草管理。

機械の整備。

収穫。

製造。

出荷。

さまざまな作業があります。

規模によっては家族やスタッフ、複数の担当者が協力して仕事を進めることもあります。

そこで大切になるのが「引き継ぎ」です。✅

農業では、昨日の作業が今日へ、今日の判断が数か月後の収穫へつながります。

だからこそ、

「自分が分かっていればいい」

ではなく、必要な情報をチームで共有することが重要です。

まずは“どの畑で何をしたか”を伝える

茶畑が複数ある場合、それぞれ状態が違います。

日当たり。

土の状態。

茶樹の成長。

収穫時期。

同じ作業をすべての畑へ同時に行うとは限りません。

そのため、

今日はどの畑で作業したのか。

何を行ったのか。

次に何が必要なのか。

を共有します。✅

例えば、

「こちらの畑は作業済み」

「こちらは途中」

「明日はここから続ける」

と分かるようにしておくことで、作業の重複や抜けを防げます。

茶樹の状態を引き継ぐ

日々茶畑を見ていると、

葉の色。

芽の伸び方。

畑ごとの成長差。

さまざまな変化に気づきます。

「昨日より芽が伸びている」

「この場所だけ少し様子が違う」

という気づきも大切です。

その場で大きな問題ではなくても、時間が経つことで変化する場合があります。

だからこそ、

「少し気になった」

という情報も共有しておくことが重要です。✅

複数の人が観察することで、一人では気づきにくい変化を見つけられることもあります。

天候に関する情報を共有する

お茶づくりは天候の影響を大きく受けます。

雨。

風。

気温。

日照。

自然条件によって、予定していた作業を変更することもあります。☔

例えば、

明日は雨の予報。

風が強くなりそう。

気温が大きく下がる。

こうした情報があれば、作業順序を見直すことができます。

農作業では、

「予定通り進めること」

だけが正解ではありません。

その日の畑や天候に合わせて判断することが大切です。✅

収穫時期の判断をチームで共有する

お茶づくりの中でも重要なのが収穫時期です。

茶葉は成長します。

「あと数日待つか」

「今収穫するか」

によって茶葉の状態も変わります。

そのため、

芽の状態。

天候。

作業予定。

製造体制。

さまざまなことを確認して収穫日を考えます。⚙

判断した内容を関係する人へ共有しておくことで、

人員。

機械。

運搬。

次の準備を進めやすくなります。✅

機械の状態を引き継ぐ

お茶農家では、さまざまな農業機械や設備を使用します。

管理機械。

収穫機械。

運搬車両。

製造設備。

日々使用する機械だからこそ、状態の共有が大切です。⚙

例えば、

「少し音が気になる」

「この部分を調整した」

「点検が必要」

という情報です。

使った人だけが知っていて、次の担当者がそのまま使用するとトラブルにつながる可能性があります。⚠

小さな違和感でも、早めに共有することが安全と作業効率につながります。

作業途中を分かりやすくする

農作業は一日ですべて完了しないことがあります。

今日はここまで。

残りは明日。

そうしたこともあります。

そのとき、

「どこまで終わったのか」

が分からなければ、次の日に確認する時間が必要になります。

作業範囲。

進捗。

残っている内容。

分かる状態にしておくことが重要です。✅

良い引き継ぎは、翌日の作業をスムーズに始める準備でもあります。

製造工程でも情報共有を大切に

収穫した茶葉は、その後の製造工程も重要です。

収穫した畑。

収穫時間。

茶葉の状態。

必要な情報を次工程へつなぎます。

畑での仕事と製造の仕事を別々に考えるのではなく、

「どんな茶葉が今入ってきているのか」

を共有することが大切です。✅

良い茶葉を育てても、その後の工程が適切でなければ良い商品にはつながりません。

畑から商品になるまで、すべてが一つのお茶づくりです。

収穫した茶葉を大切に扱う

茶葉は収穫したあとも状態が変化します。

そのため、

収穫後にどのように運ぶのか。

次の工程へどうつなぐのか。

段取りが重要です。⚙

大量に収穫する時期ほど、

収穫する人。

運ぶ人。

製造を担当する人。

それぞれが情報を共有しながら動きます。

誰か一人の判断だけではなく、チームで流れを合わせることが大切です。

出荷予定も共有する

お茶をつくったあとは、お客様へ届ける仕事があります。

注文。

袋詰め。

箱詰め。

発送。

贈答用。

さまざまな作業があります。

そのため、

どの商品を。

いくつ。

いつまでに。

出荷予定も共有します。✅

せっかく良いお茶をつくっても、発送を間違えてしまえばお客様にご迷惑をかけてしまいます。

農業だけではなく、商品としてお届けするところまでが仕事です。

お客様からの声も畑へ戻す

「今年のお茶がおいしかった」

「この商品が人気だった」

「もう少しこんなお茶も飲んでみたい」

お客様からいただく声は、販売担当だけが知っていれば良いものではありません。☺

生産するスタッフにも伝えることで、

自分たちのお茶がどのように評価されているのか。

どの商品が喜ばれているのか。

実感できます。

お客様の声が、次のお茶づくりへの励みになることもあります。⭐

ミスや失敗も次につなげる

農業では、毎年まったく同じ条件になるわけではありません。

思ったようにいかなかった。

予定より作業が遅れた。

機械トラブルがあった。

さまざまなことがあります。

大切なのは、

「失敗したから終わり」

にしないことです。

何が起きたのか。

どう対応したのか。

次回どうするか。

記録・共有することで、次の年に生かすことができます。✅

農業は経験の積み重ねです。

失敗も大切な情報になります。

ベテランの感覚を次の世代へ

お茶づくりには、数字だけでは表しにくい経験があります。

茶葉を見る。

畑を見る。

空を見る。

「そろそろ収穫だな」

と感じる。

長年働いてきた人だからこそ分かることがあります。⭐

その経験を、

「見て覚えて」

だけで終わらせず、

なぜそう判断したのか。

どこを見ているのか。

次の世代へ伝えることが重要です。

技術を引き継ぐことは、茶畑を未来へつなぐことでもあります。

良い引き継ぎは“お茶の味”にもつながる

お茶づくりでは、

一つひとつの作業。

日々の管理。

小さな判断。

その積み重ねが最終的な商品につながります。

だからこそ、情報が途中で途切れないことが重要です。✅

昨日の畑の状態を今日へ。

今年の経験を来年へ。

先輩の技術を後輩へ。

一つずつつないでいく。

これがお茶農家にとっての引き継ぎです。

これからもスタッフ同士で声を掛け合い、日々の気づきや経験を共有しながら、安心して飲んでいただけるおいしいお茶をチーム全体で育てていきたいと思います。☕✨