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皆さんこんにちは!
株式会社お茶の山佐園の更新担当の中西です!
お茶づくりをこれから先も続けていくためには、次の世代へ技術や知識を伝えていくことが欠かせません。
茶畑の管理。
収穫。
機械の使い方。
季節ごとの仕事。
茶葉の状態を見る感覚。
お茶農家の仕事には、実際に経験しなければ分からないことがたくさんあります。
そのため、新人が入ってすぐ、ベテランと同じように仕事ができるわけではありません。✅
一つずつ経験しながら、少しずつ覚えていく必要があります。
今回は、新人が伸びる農園と辞めやすい農園の違いについて考えてみます。
初めて茶畑へ入った新人に、「葉を見れば分かる」と言っても、何を見れば良いか分かりません。
ベテランは葉の色や芽の状態を自然に見ていますが、その感覚は長年の経験によるものです。
だからこそ、新人には具体的に教えることが大切です。✅
「この部分を見る」
「この状態ならもう少し待つ」
「ここがいつもと違う」
こうした説明を繰り返すことで、少しずつ見るポイントが分かってきます。
経験者の当たり前を言葉にすることが重要です。
農業では、「昔は見て覚えた」という話を聞くことがあります。
もちろん、実際に先輩の作業を見ることは大切です。
しかし、見ているだけでは「なぜそのタイミングで作業したのか」までは分からない場合があります。
だからこそ、「今日はこの状態だからこの作業をする」と理由まで伝えることが重要です。✅
動きだけを覚えるのではなく、判断基準まで理解する。
これが、本当に技術を伝えることにつながります。
新人にとっては、農作業で使う道具や機械の名前も初めてです。
だからこそ、最初からすべて知っている前提で話さないことが大切です。⚒
何に使う道具なのか。
どう持つのか。
どのように手入れするのか。
一つずつ説明していくことで、仕事への理解が深まります。✅
道具を正しく使うことは、作業効率だけでなく安全にも関係します。
新人が成長するためには、質問できる環境が必要です。
「何度も聞いたら怒られるかもしれない」と感じると、分からないまま作業することになります。
農業では機械を使用することもあるため、分からないまま自己判断することは危険です。⚠
だからこそ、「分からないことは確認する」という考え方を共有することが大切です。✅
質問することは、仕事ができないことではありません。
安全に正しい作業を覚えるために必要なことです。
ベテランの作業は、非常にスムーズです。
畑を歩く速度。
道具の扱い。
機械操作。
次に何をするかの判断。
長年の経験があるからこそ、迷いなく動けます。
新人に同じスピードを求めるのは難しいものです。
早さを求めすぎると、焦って確認を省いたり、安全面への注意が足りなくなったりする可能性があります。⚠
まずは正しく作業する。
次に自分でできるようになる。
その後で少しずつ効率を上げる。✅
この順番が大切です。
新人には、最初から難しい仕事を任せる必要はありません。
道具の準備。
畑の清掃。
収穫補助。
機械の片付け。
こうした基本から経験してもらいます。✅
少しずつ慣れてきたら、できる仕事の幅を広げます。
昨日は先輩と一緒だった仕事を、今日は自分でできた。
こうした小さな成功体験が、自信につながります。✨
新人であれば、道具を置く場所を間違えたり、作業の順番を勘違いしたりすることもあります。
もちろん、安全に関わる失敗はしっかり伝える必要があります。
しかし、ただ怒るだけでは次の改善につながりません。
大切なのは、「なぜそうなったか」を一緒に考えることです。✅
説明が十分ではなかったのか。
確認方法を知らなかったのか。
焦っていたのか。
原因を整理すれば、次にどうすれば良いかも分かりやすくなります。
お茶農家の仕事は、一日単位だけでなく、一年を通して流れがあります。
季節ごとに行う作業が変わり、その積み重ねが次の収穫につながります。
だからこそ、「今日はこの作業をする」だけではなく、「この作業が数か月後にどうつながるのか」を教えることも大切です。✅
仕事の意味が分かれば、新人も作業に興味を持ちやすくなります。
目の前の仕事だけではなく、お茶づくり全体を見る力を育てることが重要です。
農作業では、機械や刃物を使用することがあります。⚙ ⚠
また、斜面や足場の悪い場所で作業することもあります。
だからこそ、安全に関する基本は新人のうちからしっかり伝える必要があります。
無理な姿勢で作業しない。
機械の近くで勝手に動かない。
疲れているときに無理をしない。
こうした意識を最初から身につけることが大切です。✅
新人は、先輩の仕事ぶりをよく見ています。
道具を丁寧に扱っているか。
茶畑を大切にしているか。
機械を使う前に確認しているか。
作業後に片付けているか。
「道具を大切にしよう」と言いながら、先輩自身が道具を放置していれば説得力はありません。
反対に、ベテランが基本を毎日続けていれば、新人も自然とその姿勢を学びます。✨
農業は屋外で身体を動かす仕事です。
暑い日もあれば、寒い日もあります。☔ ❄
そのため、新人が辞めると「農作業がきつかったのだろう」と思われることがあります。
しかし、理由はそれだけとは限りません。
誰も教えてくれない。
質問できない。
失敗すると怒られるだけ。
何を目指せば良いか分からない。
こうした環境では、仕事を続けることが不安になります。
大変な仕事でも、「少しずつできるようになっている」と感じられる職場なら続けやすくなります。☺
新人本人は、自分の成長になかなか気づけません。
だからこそ、先輩が言葉にすることが大切です。
「道具を自分で準備できるようになったね」
「葉の違いに気づけるようになったね」
「作業の流れが分かってきたね」✅
こうした一言が、自信につながります。
できていないところばかりを見るのではなく、できるようになった部分も認めることが大切です。
お茶づくりには、長い時間をかけて受け継がれてきた知識や経験があります。
茶葉を見る目。
天候を読む感覚。
畑ごとの特徴。
機械の扱い方。
こうしたものは、マニュアルだけでは伝えきれません。
だからこそ、先輩から新人へ少しずつ伝えていくことが大切です。✅
新人が伸びる農園は、ただ優しいだけの農園ではありません。
安全はしっかり教え、分からないことは質問でき、失敗したときには次の改善につなげる。
私たちも技術と想いを次の世代へつなぎながら、これからもおいしいお茶づくりを続けていきます。☕✨